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朝早くタクシーで ホージャ墳に向かう 。途中、バザールの中心は、橋の付近であることを確認。まだバサールには時間がある。幸運にも今日は、日曜の大バザールの日だ。 |
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墓から 、ポプラ並木の大通りにそって歩けば、バザールに戻れるわけだ。
それにしても、すごい交通だ。ロバ車、トラック、トラクター、自転車、徒歩、ありとあらゆる手段で人々が、荷物が町に向かう。 どうやら、このあたりの商取引ほとんどがバザールという露天で行われているらしい。これが経済システムなのだ。しかも、外部とのやりとりは細い道路1本だから、このカシュガル圏のクローズドな経済だ。紙幣がどれもぼろぼろに疲弊している理由が分かる。この中で回転しているだけなのだから。 |
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そして 、それぞれの商品ジャンルで大体の取り引き場所が決まっている。材木エリアでは、皮を剥いたポプラの材木が大量に扱われている。
穀物は河原のグラウンドのようなあたり、香辛料は道端。 エレクトロニクスコーナーが面白い。ラジオやテレビが地べたに並んでいるのはいいとしても、ラジカセの基板や、プラスチックのケースの一部が売られているのをみると、何に使われるのか首を傾げる。
7、8人の男が輪になって、羊の取り引きもやっていた。ファッション関連の売り場では、女性が群がっていて、近づくことすらできない。 |
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ここで 忘れられない光景を目にした 。羊をさばいている肉屋はどこにもある。皮を剥いた羊をまるごと荷台につけた自転車もめずらしくない。上から丸ごと皮を剥かれた羊がぶらさがった肉屋の店頭に2匹羊がつながれているのだ。もし羊に知性があったら、数時間後の自分の姿を目の当たりにして、気絶してしまうだろうに。 |
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