横に来てゆっくりと座る 。どうも真意がはかりかねるが、ただの好奇心だろうか。
これはどういうことか、どうしたものか、とこの不思議なシチュエーションにおじさんはとまどってしまう。
地球を見せろ、ととりあげて、10分ほど見ている。わたしは、「旅のウイグル語」の所を見せる。
漢字がだめなので、話しが通じにくい。なかなかきれいな人なので、ポートレートを、というが恥ずかしそうに断られる。
そのうち、母親とおぼしき婦人もやってきて、なんだかしゃべっている。わたしが、「じゃ2人で写真を撮ってあげる」といったら、今度は撮らせてくれた。
あとは、手帳に住所と名前を書いてもらって(多分。ウイグル文字なので、定かではないが)、写真を送る、と伝える。分かってもらえたかどうかは自信が無いが。
それにしても 、ウイグルの人は、恥じらいや遠慮より好奇心の方が優先するみたいだ。 |