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デジタルビデオと行くシルクロード
26、桑の実ジュースの味
「貸し切りタクシー」 には、中国銀行の前で下ろしてもらった。
クチャの中国銀行も建物は新しいけど、中は旧態依然としてガランとしていた。
写真1
青年の家の屋敷に入ると縁側のような部分があります。そこでお茶や揚げた春雨のようなものをいただき、歓待されました。

すばらしいことに 、窓口の中国女性はていねい・親切で、英語を話した!
わたしに、「Where do you stay in Kucha?」を日本語でどういうの、聞いてきた。
わたしは、「くちゃではどちらにごたいざいですか」とローマ字で書いてあげたら、「難しい!」と悲鳴を上げた。
わたしは「もっと簡単な表現もあるが、お客様に対して使うときはこのような丁寧な表現にした方がよい」とコメントした。意地悪だったかな。


さて 、夕食をとりながらホテルに戻ろう。
途中、車の来ないとおりで大勢あつまって「綱引き」をしている。町内対抗、という感じ。わたしは、国外で綱引きを見るのは初めてであった。腰の高さとか、まだ、綱引きのノウハウは十分徹底してはいないようだったが、基本的に日本とおなじであり、興味深かった。

写真2
クチャの街角の喫茶店(?)で出会った少女。手前は桑の実ジュースのビン。
しかし 、どうも地図と現場が一致しない。どうやら、この町でも中国銀行は引っ越しているみたいであった。疲れたので、好物の冷たい「桑の実ジュース」でも飲みたくなった。
街角のテーブルに座って桑の実ジュースを所望するが、通じない。どうやら、桑の字が読めないみたいだ。

、 一人の青年が 英語で話し掛けてくる。彼は女友達、男友達といっしょだ。ビデオや地球をネタにしばらく歓談する。

うち、 男女2人は 、明日結婚するのだという。2人はそれぞれ写真入りのお役所発行の結婚証明手帳みたいな物をもっており、うれしそうに見せてくれた。
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