引き返して 、「なぜかしらないけど、売ってくれないよ」というと、「どうしてかねえ」と硬臥に書き換えてくれる。
また、200mほど歩いてオバサンにわたす。オバサンは「メイヨー」といって、売ってくれない。
わたしが「売り切れ?」と書いて聞くが、返事が要領を得ない、というか分からない。
もどって 、「メイヨーといわれたけど」というと、「おかしいわね」という顔をする。
もう、「いっしょに来てちょだい」と頼むと、「しかたないわね」という感じで付いてきてくれる。感謝。
もちろん 、キップはすんなり買えた。 11号車17番。つまり、「1等寝台の下段」で、一番豪華な席だ。値段は113元。カシュガルからコルラへのバスの3分の1くらいだ。
元の駅舎に戻ると、上手な英語を話す青年がいる。「このキップを買うのに30分もかかったのだよ」と英語でなら話せる! 初めから彼がいてくれたら・・・ |