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デジタルビデオと行くシルクロード
31、「熱砂のオアシス・トルファン」へ

トルファンの駅は 、町から離れた大河沿という、日本の地名のような所にある。

やたらと駅員が多い。出口でキップを確認されされるのは、海外の列車ではめずらしい。
さて、駅前広場には、バスがとまっているが、トルファン市内行きはない。タクシーが「トルファンまで50キロを80元でどうだ」と魅力的なオファーをしてくる。

写真1
15年も前です。

写真3
日が昇るとすぐにトルファンです。
 

地球によると 、すこし歩いた所にバスターミナルがある、となっているのでそこまで歩く。
すでにほとんど満席の「デラックスマイクロバス」がとまっている。
またしても一番後ろの席にすわり、みなさん10元払っているので、10元出すと、20元だ、という。外国人料金か。いままでにない経験だ。ちくしょう、タクシーとの差が縮まる。


この 50キロの道のりが 、極端にわるい。駅と市内をむすぶ幹線なのに。
山から平野に流れ出た水がところ構わず流れて道を決壊させた。おかげで、距離で4分の1、時間で3分の1くらいの区間は、河原状態の所を走った。揺れる・遅い・ほこりが入る・暑い・狭いの五重苦である。
  写真2
トルファン駅についた西安行きの特快。ディーゼル機関車は重連ではなく、単機でした。これで天山越えをするとはすごい。

トルファンのターミナルについたら 、バスの横にタクシーがいて、日本語で話しかけてくる。もう、バスの苦しさにまけてそのタクシーでホテルに直行し、シャワーを浴びる。

英語が通じる、いいホテルだ。ビジネスセンターなるところから、久しぶりに家に電話して、無事を伝える。
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