白さて 、快適な一夜をすごして、7時半にチェックアウトしよう。といっても、これは新彊時間ではまだ5時半だ。
ところが、フロアの女性(room attendantとよばれる)が何か言ってくる。 普通なら「ありがとうございました。またどうぞ。」のはずなのに、「あんたは1人だけだよね。」のようなことを調べて、一緒に部屋を点検に行く。 ツインのベッドは、1つしか使ってない。バスルームも見る。それでもまだ納得できないらしく、解放してくれない。何がいけないのだろうか?
もう、「何なんだ! 書いてくれ!」 と紙を出す。
書いた文字がなんと「同棲好色」。 何を言うか。旅行するだけでエネルギー使い果たしているのに、女を連れ込むなんて余裕があるか! それに、その少女の年をして、よく恥じらいもなく「同棲好色」なんて文字を書ける物だ、と変な感心をしてしまう。