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南仏を鉄路で移動する 2

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国鉄 ニース-クネオ線

ニースとイタリアのトリノの間は単線の山岳路線線路で結ばれている。 気動車による運転で、一部、イタリア国鉄と相互乗り入れになっている。

国鉄のニース駅を出た列車は谷をのぼり、まもなく長いトンネルをくぐる。 こうして出るのがソスペルの町。 ここは趣きのある谷あいの町です。 ソスペルはバスでマントンとも結ばれている。

ソスペルからもう一度トンネルをくぐって次のロワヤの谷に出る。出口の町がブレイユ。 この駅にはイタリアのヴァンティミルからイタリア国鉄の気動車が上がってくる。

このあと、さらに北上する列車はサオルジュの駅に止まる。 サオルジュの村は駅から徒歩20分くらいはなれているが、なかなか趣があり、かつ眺めのいいところでおすすめ。

さらにトンネルをくぐりながら着くのがラ・ブリーグ。ここもかわいい谷あいの町である。
そしてフランス最後の町、タンド。 もうイタリアとの国境の山並みが目の前にそびえており、 これをトンネルでくぐると本当のイタリアにある。

この鉄道の旅、結構な長さで、かつ途中の見所も多いので、タンドあたりで1泊するのがいいだろう。


03年の秋に運転された企画列車「Trains des Merveilles」がサオルジュの駅に着いたところ

サオルジュの村

サオルジュの村から見下ろしたニース行きの列車。トンネルの連続になっている。

夕暮れ時、ラ・ブリーグに入るニース行きの列車
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プロヴァンス鉄道

プロヴァンス鉄道はニースと山の向こうのディーニュの間の151キロを3時間で結ぶ狭軌の私鉄。 ディーゼルエンジンを回して時速70キロちかい高速でぶっとばす。列車には冷房とトイレが設備されている。

大部分はヴァール川の谷底を走るので広々とした高原的な眺めは St. Andre の近くに限られるが、 谷の絶壁の上に鷹の巣村が見えたりして、楽しめる。

沿線の駅はほとんど無人だが、駅舎は大変立派で、往時は沿線の人口も多く、大切な動脈だったことがうかがえる。 この路線が今も維持されていることは驚き。休日は、かなり混みあう。全席、自由。

夏には観光用に蒸気機関車が走る。(詳しくは同鉄道のサイトで)

旅程の組み方とおすすめの途中下車ポイント
1日5往復のダイヤはもう何年も変わっていない。おのずとニース発は朝の9時の便になる。 ニースから日帰りの場合、最低、2ヶ所はまわりたい。(ダイヤを入念に調べて計画すると、 1日3ヶ所めぐるのも可能)
もちろんディーニュまで通しで乗ってプロヴァンス地方に抜けてしまうのもいいだろう。

おすすめの下車観光:
  • Touet-sur-Var
  • Puget-Theniers
  • Entrevaux
  • Annot

ニース駅へのアクセス
プロヴァンス鉄道のニース駅は国鉄駅から直線距離で300mほど山側に行ったところにある。 国鉄駅の前に出て、すぐ目の前の地下道入り口から下に降り、地下の車道を、車の来る方向に進む。 地上に出たら国鉄線路に沿って左に200mほど進み、そこを右折するとすぐ到着する。この近道は、夜は避けたい。

もう1つの起点、ディーニュ駅は市心やバスターミナルから多少離れた場所にある。

路線図とダイヤ


プロヴァンス鉄道のニース駅

Entrevaux

Touet-sur-Var の駅舎

Entrevaux

Entrevaux

Meailles
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ニースのトラム (路線図

【なぜトラムか】
欧米では、LTRという呼称で市内電車を復活する動きが盛んである。フランスでも、ソトラスブールなどが成功例とされている。

現在のニース市内の公共輸送手段はバスのみ。そこへ大量の乗用車が流れ込み、 渋滞と駐車場不足の問題を引き起こしている。
これらの問題を市電を導入することにより解決しよう、というわけである。 路線を見ると、住宅地域と市街地が結ばれることがわかる。

【路線と完成の順序】
路線は全部で3つ。

計画によると、1号線、2号線、3号線の3つの路線ができるはずです。でも、とりあえず2号線、3号線のことは忘れてしまいましょう!

04年末
L'Arennas (空港の近く)と Ile de Beaute広場(港のこと)の間のバス専用レーンの供用。
⇒供用中。(将来、2号線になる)
05年末
L'Arennas と CADAMの間のバス専用レーンの供用。
⇒供用中。(将来、2号線になる)
07年11月
1号線のComte de Falicon と Pont Michel の間の供用が始まりました。
10年
2号線のバス専用レーンがトラム化される。あわせてカーニュまで延長。

【完成後の旅行者への恩恵】
現在運行しているのは1号線のみ。1号線はV字型をしており、Vの底がマセナ広場。 てっとり早く言うと「国鉄駅から400mほど歩いてメドサン通りに出ると停車場がある。 そこから乗るとマセナ広場、左に折れてバスターミナル、旧市街、ガリバルディ広場にたどり着ける。 まあ、旅行者に役立つのはこの範囲だけでしょう。

【1号線、いよいよ運行開始】
07年11月に開通した1号線の路線はU時の形をしています。「山から下りてきて海にタッチして山にもどる」というルートです。 路線図を見る

我々旅行者は「山の手」に行くことはあまりないと思います。また、「山の手」には雰囲気の良くないところもあるので、気をつけましょう。

で、1号線の利用価値ですが、そこそこ大きいと思います。 たとえば、駅前から海やバスターミナルへは徒歩圏ではありますが、近くもありません。 そういう時は駅を出てバス通りを左に400mほどいったメドサン通りにある「Gare Thiers駅」からトラムに乗りましょう。

「Gare Thiers駅」を出たトラムはマセナ広場まで下り、そこで左に曲がります。 なので、海へ行くには「Massena駅」で降りましょう。バスターミナルや旧市街へは「Cathedrale Vieille Ville駅」下車です。

朝の4時台から夜は24時台まで運行されており、日中は7分に一本と頻発。なかなか便利ですね。 切符は市バスとおなじですから、市バスに乗る間隔でいいでしょう。停車場には切符の自動販売機があります。

【空港へは来るのか?】
2号線は空港近くへ来るが、空港まであと400mほど不足。 スーツケースをもって歩くにはちと遠い。 たぶん、ターミナル間を結ぶバスが回ってくれることになるのでは?

2号線はほぼ海岸に平行して Ile de Beaute 広場(港のこと)まで行くので使い物になるだろう。 しかし、空港からホテルへ行くなら98番のバスのほうがまだ便利かもしれない。いずれにせよ、遠い将来の話です。

【トラムの速度は遅い?】
トラム工事の先陣を切って、一部にバス専用レーンができ、供用されている。このレーンは将来軌道になるという。 アレナス付近から市内にかけて専用レーンを走るバスに乗ったが、信号が多いのでとにかく遅い。 トラムになったら、バスよりさらに遅くなると思われる。つまり「トラムはのろい」と割り切った方がよさそうだ。

【パブリシティ】
当局は専用ウエブサイトを作って工事の進捗やバスの迂回運転についてPRしている。
http://www.tramway-nice.org/
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