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14 機内で迎える21世紀 


 マイアミ空港は南米へのゲートウエイ。深夜、つぎつぎと南米へのフライトが 出発し、ロビーにはスペイン語、ポルトガル語があふれています。
 まあ、一応、ターミナル内には新年の飾り付けが・・
 「23時20分発のXX行きはニューヨークからの機材の到着が遅れており、 出発は朝の1時になる予定です。出発は、来年の1時です」のアナウンスに笑い が起きます。おやおや、この乗客たちは、待合ロビーで年越しをすることになる のですね。でも、私の乗るリオ行きは定刻発。
 ドアを入った途端、乗務員の姿に驚きます。全員が頭に Happy New Year の 「かぶり物」を着けているのです。
 マイアミを出て15分。機長から「あと15分で新年。カウントダウンをします」 のアナウンスがあります。
 まもなく、全員にシャンペンが配られ、2分、1分、5、4、3、2、1 Happy Hew Year、 Feliz Ano Nuovo! の歓声が沸きます。ええ、一応、荷物棚 のところにはリボンの飾り付けもありました。
 さて、マイアミからリオのHさん宅に電話しています。大晦日の夜、リオは雨だ そうです。明日は両親と空港に迎えに来てくれるとか。そのときには晴れて欲し いな。
 アマゾンは厚い雲の下です。うーん、アマゾンというと川より amazon.com を 想起するようになったのはいつの頃からだろうか。

(まだまだ続く)